2023年10月14日 / 最終更新日時 : 2024年6月15日 kuniedahiroshi 古代史への懐疑 新羅本紀・百済本紀の史料価値及びその問題点 2023.11.21 1. はじめに 朝鮮半島の歴史は新羅本紀・百済本紀・高句麗本紀の本紀系、新羅遺事・百済遺事・高句麗遺事の遺事系の2系統があ […]
2023年8月17日 / 最終更新日時 : 2024年6月8日 kuniedahiroshi 古代史への懐疑 短歌から日本古代史を考える 2023.8.17 第1節 万葉集を古代史の資料にすること 私は、記紀を疑っている。徹底的懐疑の立場である。記紀を疑えば、それだけ資料が不足する。そ […]
2023年8月17日 / 最終更新日時 : 2024年6月8日 kuniedahiroshi 古代史への懐疑 旧唐書と新唐書の間 はじめに 倭国と日本国 唐書は945年に完成。唐が滅びたすぐ後に書かれた。1060年に、新唐書が書かれたため、これと区別するために旧唐書と呼ばれている。この論考でも、旧唐書、新唐書、あるいは両書を合わせて旧・新唐書と […]
2019年8月21日 / 最終更新日時 : 2024年6月3日 kuniedahiroshi 古代史への懐疑 倭国、倭人の「倭」とは何か はじめに 「倭」が歴史上で最初に現れたのは、中国の漢書・地理史でBC1世紀のことであった。倭国であった。さらに、後漢書のAD57年、倭国が遣使したとある。このときに印綬を授けられている。これが江戸時代に博多湾の志賀島で […]
2019年4月21日 / 最終更新日時 : 2024年6月3日 kuniedahiroshi 古代史への懐疑 元明紀の「禁書」問題と稗田阿礼の役割 はじめに 私の論考のテーマの一つは、記紀の中からその矛盾点を探ることである。記紀に接続する続日本紀も、特にその書記との整合性を考慮している部分については、懐疑の目を向ける対象になることは後に述べる。このことは当然のこと […]
2018年11月21日 / 最終更新日時 : 2024年6月3日 kuniedahiroshi 古代史への懐疑 記紀に基づく古代史は危うい 記紀への絶対的懐疑について 哲学者のデカルトに「方法的懐疑」といわれる懐疑の仕方がある。中世のスコラ哲学が神の存在を合理的な仕方では証明できなかったと考えて、デカルトは「神の存在証明」を理性によって行おうとして新しい方法 […]