2024年9月1日 / 最終更新日時 : 2024年9月4日 kuniedahiroshi 未分類 唐書類の読み方 古田武彦氏の『九州王朝の歴史学』〈新唐書日本伝の資料批判〉について 私は、古田氏の多元史観を支持して古田古代史学から多くを学んできた。中国の史書に記載された倭国は九州に存在した。これがすべての始まりであった。 しかし氏から学ぶ中で、幾つかの、あるいは幾つもの疑問が浮かんでいることも事実で […]
2024年9月1日 / 最終更新日時 : 2024年9月1日 kuniedahiroshi 未分類 「用明、目多利思北孤」 の読み方と意味 拙稿、「『 旧唐書』と『新唐書」の間」では新唐書にはヤマト王権、そしてヤマト朝廷の自己主張が大幅に取り入れられる傾向にあった、ということを私は述べてきた。そういう観点で新唐書に初登場した天皇名の中にある「用明、目多利思 […]
2024年8月28日 / 最終更新日時 : 2024年9月10日 kuniedahiroshi 未分類 倭国と日本国 『旧・新唐書』、『唐会要』、『三国史記』〈新羅本紀〉から はじめに 私は今回与えられた題名、「倭国から日本国へ」を避けて、「倭国と日本国」という題名にした。 その意図は、「倭国から日本国へ」からはある種の前提があるともと […]